間もなくまた一つ歳を重ねる。40を過ぎ、後厄も終わったというのに、この方程式が成り立つ日々を過ごしている。遅々として変わらない事業。怠惰に過ごす時間。夢も霞み気力も減退する。
そんな日常の中にドンと居座る方程式。
人生とはなんだ。忍耐とは何だったのだろうか？そんな想いに苛まれる。ただ楽しければ良い。ただホンワカした時間が流れれば良いと思っているのに、様々なシーンで修業をさせられている。予定を急に変えることを余儀なくされたり、主張をし続けられたり、そして理解不足による言い掛かり。
そんな全てに平常心で居ろと言う。
なんと理不尽な人生か。ただ和やかに、そして平和に。それだけを考えて生きているつもりだけど、降り掛かる火の粉は毎日やってくる。寝過ごしから始まるドタキャン。自らは何も口にしない言い掛かりの放置感。和やかな空気を突然変える、無知で自己中心的な時間の過ごし方。
それでも生きていかなければ…
そういえば、今月で我が社も創立10周年を迎える。思えば遠くまできたもんだ。
