それは突然の連絡だった。
お昼間に突然なった店のLINE。見覚えのあるアカウント、ただ直ぐには顔を思い出せなかったが、一度うちの店に来たことがあるという。
そんな連絡から数時間後、時間通りに現れたお客様。接待の席でうちの店を使ってくれたようだった。ひとしきり飲んだ後、正直、そろそろ良い時間なのでは?と思い始めるほど時間が経過していた。でも楽しそうに話している酔客を追い出すことなんてできない。
ようやく時間に気が付き、お開きに。
素敵だったこのお客さんは、それから間髪いれずに店のLINEに感謝のメールを送ってくれた。接待先のお客さまも喜んでくれたと…
飲み屋冥利に尽きる言葉だった。