2019/5/21 Tue

備忘録

24時間営業ファストフード店における外国人従業員による深夜ワンオペ

昨夜のこと。夜中に急に腹が減ったので、近所の大手ファストフード店に小銭を持って行った。一本の映画を観終わってからだったので、3時を少し過ぎた時間だったと思う。

店内に入りメニューを見てオーダーすると、1分も待たされない時間で食事が運ばれてきた。思わず、「早い美味い安い」のフレーズが頭によぎる。

運ばれてきた食事に、ある程度箸を進めたあと、私は急にあることが気になり始める。

都会では、もう当たり前となった外国人労働者。ファストフード店だけでなく、コンビニなどで見かけるので、何の不思議もないことだ。

その時に少し違和感を感じたのは、その時間に働いているスタッフが1人しかいない…ワンオペで運営されていながら外国人のスタッフしかいない点だった。

他民族のことなので、年の頃を正確に予想することは出来ないが、年の頃にすると日本の大学生ぐらいか、もしくはもう少し上か。流暢に日本語を話し接客をしてくれ、サービスに何の不満もなかった。

私自身も海外で暮らしアルバイトとして働いたことがあるから、外国人に対する偏見は持っていない。違和感を感じたのは、むしろ企業に対して…というべきなのか。

調理や接客については、教育で何とでもなるだろう。しかし文化や習慣などの違いは、どのように教えているのだろうか。物販ではなく、飲食店。食に対する、日本人の習慣や常識など。

この夜会ったその外国人スタッフに問題があったわけではないが、24時間営業で、ましてや飲食店ともなると人手不足は深刻な問題。働き手として、正規に就労資格を持つ外国人を雇用するのは素晴らしいことだが、研修は大変になるのではないだろうか。

それが私が感じた違和感の正体だと思った瞬間、日本人スタッフによるバイトテロの話題が脳裏によぎり、どのみち研修は大変なことなんだと、すっかり空になった器を横目に帰路に着いた。