経営者なら絶対に言い訳ができないこと。それは、自らが決めた判断に責任を取るという事。仮に他人からパワハラだといわれても、判断を下したことでうまくいかなかったときに、責任を負うのは経営者です。まぁ、それでも従業員が責任を取ってくれるっていうなら、それはもう幹部候補でしょうね。
最近、いろいろとご意見をいただくことが増えましたが、経営者って孤独以上に、その全ての行動に責任を取る立場なんだと思うんですよね。
例えば店舗を運営していて、全ての従業員が一斉に有給休暇を取ったとしたら、その日は経営者が一生懸命に店舗を回すことになります。「従業員の権利だから…」って声が聞こえてきそうですが、店舗が回らなくなるかもしれないとしても休む権利があるのが従業員。顧客に対して申し訳ないと店舗を開けるのが経営者なんだと思います。
人を使うんだから仕方がない。そんなことは、こんな小さな会社の経営者でもわかっています。だから何も言わないで過ごしてきたんです。
経営者になる素質と、そうでない人の素質って、生まれ持ってなのかも知れませんね。小さいころからリーダーにならず、縁の下の力持ちが良いって人もいます。そんな人が経営者になったら、その企業は常に縁の下になってしまいますね。
店舗が忙しくても休めて、そして実際に休むのが従業員。店舗の経営者は、人がいなければ、たとえどんな事情があったとしても店舗を開けることになるんです。
でも、それも自分が決めたこと。なので、自分には休みが無いと思っていますよ。