2017/8/18 Fri

デザイン

デザインにこだわる理由は血筋だった

今年の夏は、変なお天気が続きます。暑さが苦手な自分にとっては、猛暑が続くことに比べれば、雨が多いぐらいの方が助かりますが、これだけ雨が続くと漁や農作物への影響が心配です。秋から冬にかけて、家計を圧迫するようなことが無いことを願うばかり。

先週の山の日から今週にかけて、お客様の多くがお盆休みを取っていらっしゃったこともあり、比較的穏やかな時間が流れています。穏やかな時間には、穏やかな脳で物事を考えることができる。そういった時間を大切にしていきたいと、改めて感じた一週間でした。

早いもので保険代理店として脱サラして、13年目のシーズン。先日、久しぶりに使ったお弁当箱を見て、独立したての頃を思い出しました。当時は一人で寂しい時間を過ごしながら、ひたすらテレアポや飛び込み営業をしていました。気力も体力も十分だった時期です。

そこから数年後、紆余曲折があり今の体制に。デザインという仕事を主な生業にして、間もなく8年という歳月が流れることになります。デザインといっても、自分はコンセプトを中心に考えるだけで、最終的なデザインはパートナーのデザイナーが対応しています。営業的な観点を含めたコンセプト作り。そして、その後のデザインへの落とし込みを通じて、クライアントのバックアップをする。

デザインがしっかりしているのとしていないのとでは、見た目にしか影響がないのかも知れませんが、実際には”記憶”にも関わってくると思っています。どれだけ顧客の記憶に残させるか…。それをデザインというものを使って提供していきたいと考えています。

由比ガ浜これほどまでにデザインにこだわるのは、自分に流れている”血筋”からなのだと、最近になって感じるようになりました。

考えてみれば、私の祖父は画家。母はデザイン専攻で、デザインの仕事にも就いていたことがあるのでした。この血筋に、今は亡きビジネスマンとしての父の血が混ざって出来上がっているのが、今ここにいる自分なのかも知れないな…

そんなことを、曇り空の由比ガ浜の砂浜で感じました。