2025/2/28 Fri

食べ歩き 兵庫

3年ぶりの関西へ

神戸ハーバーランド

ちょっと思い立った…、ということではなく、親父の命日に合わせて墓参りのために関西に帰った。ANAのタイムセールでとった格安のチケットで、久しぶりにゆっくりと関西を堪能することができたような気がする。

親父が死んでから13年ほど?生きている間は、こんなにも毎年親父に会いに行くということはなかったのだけど、死んだあとは…、というより自分も歳を取ったのだろう。毎年、2月の命日が近づくとなんだか、落ち着かなくなってくる。

自分にも娘がいる。親父と和解することができた気がしている自分の歳と同じぐらいだ。

もしもう少し、その当時の自分に度量があったのであれば、こんな店で親父と飲んでみたかった。

やっぱり関西の飲み屋は雰囲気があって良い。ビールの値段も安い。

アイデンティティという言葉で例えるとすれば、普段関西弁は話さなくなったとしても、食事の好みや飲み屋の好みはやはり関西人なのだろう。そんなことを考えると、人生の半分を関東で暮らし、やもすると魂を売ったと同郷の人に言われるような人間になってしまったが、関西で生まれてよかったと思う。

今回の旅では幼馴染に大変に世話になった。もう40年を過ぎた付き合いでも、いつも初々しさを感じられる幼馴染には感謝している。

1日に1万歩を超えるほど歩き、昔話をしながら近況の確認をした。

50歳を迎える直前でのゆっくりとした春休みに、そんな経験をできたことに感謝をしたいと感じている。