嬉しいことや、はしゃぐ様な出来事の後は、その興奮を落ち着かせるように、ココロが自発的に休息を取る様になった。40歳を過ぎた頃からだろうか…
肉体的な衰えもそうだが、精神的な老化も如実に体感する年齢になってきたのかも知れない。
ザワザワと雑音ばかりが耳から入り、何も考えられない時間もあったり、急にドキドキして腰掛け休憩したくなったりすることもあり、この数年は1人になりたいと思う時間が増えている様な気がする。
躁鬱の気があるのかと心配になることもあるが、まだそこまでではない。むしろココロが伸び縮みする反動の境で、自分の身体と精神が悩んでいるだけなんだろう。
上げたら下げる、そのブレを少なく
そんな時に必要なことは、上げ過ぎないことと下げ過ぎないこと。伸び縮みするココロは、ブレた分だけ逆にもバレる。長く伸びたゴムが、その反動を縮むという力にかえるように、ココロも同じような動きをするのだろう。
ちょっとはしゃいでいるな、と思える時は伸び幅を抑えてやることも、年々衰えていく身体とココロには必要なのかも知れない。
しかしココのところ、楽しい事が増え過ぎていて、そのコントロールが疎かになってしまっている。その反動が、翌日に必ずやってくる。
ココロをのんびりさせる時間
走った後は休む。そんな風にココロをフラットにする時間を作っていく。
ストイックに自分を追い詰めることだけが、何事においても必要なんじゃない。
そんな言葉をある人から教わった。
『この歳になると、こんなもんかな』と開き直ることもできるようになると…
まさに今、そんな心の持ち方も必要なんだろうな。30歳で起業して、10年以上走り続けた自分を少しだけ褒めてやって、のんびりする時間も大切にしよう。