2020/5/22 Fri

仕事のこと 日常のこと

あと一週間の辛抱

新たなことにチャレンジする年として始まった2020年。キリも良い数字だし、キリの良い年齢でもあった。

日本においてはオリンピックの開催も予定されていて、暖かくなる頃にはどことなくお祭り気分のような一年になると思っていた…

そんな浮かれた気分に水を差してくれたのは、新型コロナウイルスの感染拡大問題。遊興施設として業種が名指しされてしまったBARを開店したばかりの自分にとっては、春になる前に大きく足止めされてしまったような事態である。

それから1ヶ月半

自宅で作業することも増えた上に、徐々にお客さんが増えた店の看板も閉じたままになってしまった。

そんな苦労や苦い思いは後一週間ほどの辛抱で、いったんの区切りになりそうだ。個人的には仕事以外にも、この期間には大きな気づきもある。どんなことがあっても人は変わらないという事。人をコントロールしようとする負のエネルギーに支配された行動。人を陥れようとする様々な工作活動。そして何より、自らの過ちを棚に上げる行動。

心の狭い人間のように、自分を責めてしまいそうな気持にもなるが、負のスパイラルに巻き込まれないように辛抱を続けてきた。

それら全てのことへの我慢もあと少し。

大きくかがみこんで蓄えたエネルギーを反動させて、6月からは高く飛び上がろうと思う。幸いにも運にも恵まれた1ヶ月半。棚から落ちてきた大きな資金に助けられ、新たなチャレンジの再出発をスタートできそうだ。

人は自らの力で生きていかなくてはならない。人の助けも必要な時もあるが、それは助けを求める相手がいるという自分の力。何の責任もなく、人に甘えているだけでは何も変わらない。

今のこの街に来て7年。誰よりもこの街の人間として馴染んでいるように感じる。

前と上だけを見て生きていこう。残りの人生は少ない。振り返ってる暇は相変わらず無い。