気が付けば保険業界に身を投じ10年が経った。その間、様々な保険代理店と様々なクライアントと巡り会うことができたことが、今の自分を大きく変えてくれた。
元々、何事においても堪え性のない私は直ぐに目先のことに流されてきた。ショートトラックをやっていた頃のように情熱を注ぐモノにであったことがなかった。
でもショートトラックに挫折した自分にもやり続けられることがあった。
保険。
誰しもが無駄に感じ、そしてなくてもいいとも思えるこれに、愛を込めている。
明日はきっとまた晴れる。
夏の終わりの空に、そしてバングラデシュにいる未来の私に、これにしがみつくことを許してもらいたい。