気が付けば2018年も、12月のひと月を残すばかり。もう何年も同じだけど、12月になると月日が過ぎ去る速さに驚かされる。
自分自身のバイオリズムなのか、季節的な要因によるものなのかは分からないが、年の後半にかけては営業成績の追い込みが進む。このリズムは、もう何年続いているのだろう…
クライアントの多くが年の瀬に向けて活動を始める11月までが、当社が年で一番忙しくなる月。
その11月を無事に乗り越え、今年も無事に12月を迎えることが出来た。
改善を日々繰り返すことで変わる何か
振り返ると、今年は良い年だったのかも知れない。飲食店のクライアントも着実に増え、また新業種のクライアントのサポートも増えた。
保険代理店業を営むクライアントをサポートするために設立した会社だったが、そこで培ったノウハウを他業種へ展開するために試行錯誤し始めたのが6年前。最初に目を付けた業種には、なかなか浸透することは無かったが、その後に着目した飲食店への浸透度合いは確実に進んできた。
気が付けば、30店近い飲食店のホームページの運営サポートを行えるようになった。サポートする店舗が増えれば、それだけ当社のノウハウの蓄積も進む。日々サポートするなか改善策を見つけ、それを全ての店舗へと展開する。
手前みそではあるが、当社の強みはサポートする業種を決めることにより、クライアント単体では気が付かない潜在的な要望にまで応えることが出来ること。それが日々繰り返し行われることで、着実に他店との差別化に進んでいくと思う。もちろん、当社のサポートする分野においてだが。
各種士業と呼ばれる業種へ展開
保険代理店と飲食店のサポートに加え、次に着目しているのが各種士業を営む先生方へのサポート。会計士に税理士、社労士や司法書士など、士業の事務所の大半がスモールビジネス。
当社の掲げる理念は、全てのスモールビジネスのサポートをすること。
一見、保険代理店や飲食店と士業では共通項が見つからないような感じもするが、当社が考える中ではそれらは全て共通している。スタートアップ期はもちろん、成熟した時期においても当社のサポートが必要だと思われる事務所はたくさんあると見ている。
数は少ないが、今年は幾つかの事務所のサポートを開始で来たことが良かった。
ドミナント戦略的な…
少数精鋭、極限まで少ない人手で運営している当社が考える次の戦略は、ドミナント化。あっちこっちにクライアントを増やすという事ではなく、業種を定めたうえで、手が届く範囲でクライアントを増やしていくという事。
当社創業時期は、日本全国に展開する。などと大きな野望もあったが、今はドミナント戦略的な考えで、特定の地域に根差した展開を考えている。
地域Webメディアを経て地域ポータルに
オウンドメディアとして運営している関内新聞も、明日で創刊から5年になる。もともと個人のブログで運営していたものを、自社発のメディアに変えてから、サポートする飲食店の数が激増した。
今では8thOceanという当社の社名より、関内新聞の屋号で呼ばれる方が多い地域もある。
そしてこれからの大きな課題は、その関内新聞から得たノウハウを地域ポータルとして今年9月にリリースしたBaySHOPs(ベイショップス)をもっと広めて行くということ。
当社創業の地でもある横浜の、主に消費を伴う店舗を分類して検索できる地域ポータル。まだまだベータ版での運営が続くが、これからの当社の社運をかける一つになると位置づけられる。
まだまだ試行錯誤を繰り返すことになると思うが、このサイトを運営しながらより多くのスモールビジネスをサポートしていきたい。